働き方改革、テレワークを支援するExtension Power システム構成

* IP-PBXに接続する場合は「OAI機能」のアクティベートが別途必要です。

サーバ側

APサーバ Apache Tomcat, Java VM
DBサーバ Maria DB
OS Windows Server (64bit)
Webサーバ1台につき2000ユーザまで収容可能。それ以上はWebサーバ分散構成とします。

 

利用ユーザが少数の場合は、クライアント版 Windows Pro/Enterprise(64bit)も使用可能。

(クライアント版Windowsを使用される場合は同時接続数が20を超えないように運用する必要があります。)

CPU x64ベースプロセッサ 4コア以上

仮想マシンで稼働させる場合は同等のリソースを割り当ててください。

メモリ 16GB以上
HDD 500GB以上

※ Windowsサービス登録のため.NET Frameworkを使用します。

対応PC環境

1. 対応ブラウザ

  • [1] Microsoft Edge
  • [2] Microsoft Internet Explorer 11(動作はしますが他のモダンブラウザに移行をお願いします)
  • [3] Google Chrome (Windows / macOS / Chrome OS)
  • [4] Mozilla Firefox (Windows / macOS)

2. ブラウザ拡張機能(Browser Extensions)

3. デスクトップアプリ

  • [1] .NET Framework 4.8以上をインストールしたWindows PC

対応モバイルデバイス

1. Androidのスマートフォン、タブレット

※基本機能はスマートフォン内蔵のブラウザでもご使用頂けます。

2. iPhone および iPad

※基本機能はスマートフォン内蔵のブラウザでもご使用頂けます。

3. ケータイ、ガラケー

  • [1] NTTドコモ ケータイ
  • [2] KDDI au ケータイ/ガラホ
  • [3] ソフトバンク ケータイ

※携帯電話内蔵のブラウザを使用します。

システム構成図

1. NEC UNIVERGE SV9300/SV9500/SV9300CT/SV9500CT対応

UNIVERGE SV9300/SV9500/SV9300CT/SV9500CT対応版

※上記構成は1台のサーバマシンに Apache Tomcat, Maria DB, CTI Link Engine が稼働するイメージ図です。


2. NEC UNIVERGE Aspireシリーズ対応

UNIVERGE Aspireシリーズ対応

※上記構成は1台のサーバマシンに Apache Tomcat, Maria DB, Aspire CTI Link Engine が稼働するイメージ図です。


3. マルチサイト(複数拠点)/マルチIP-PBX対応構成

複数拠点/マルチIP-PBX対応

複数拠点マルチIP-PBXの大規模構成に対応します。
例えば、本社にSV9500/SV9500CT、中核支社にSV9300/SV9300CT、支店にAspireを設置し、
それぞれのPBXがネットワーキング接続、IPトランク接続やCCIS(共通線信号方式)等で相互接続されている環境に対して、
Extension Power はそれぞれのIP-PBXに接続しPBX種別を問うことなく1つのシステムとして動作致します。

1. 1台のExtension Powerより複数拠点の異なるPBXに接続し個別にCTI制御を行います。
2. IPトランク接続、ネットワーキング接続、CCIS(共通線信号方式)等で各IP-PBXが相互接続されている環境に適合します。
3. Extension Power はUNIVERGE PBXへCTI接続を行います。

冗長化構成(参考案) 大規模構成

ロードバランサを絡めたExtension Powerの冗長構成

※Websocket対応L7ロードバランサでない場合は、L4でバランシング設定を行います。

通信プロトコル一覧(一部抜粋)

通信元(From) 通信先(To) 備考
PCブラウザ、モバイル
ブラウザ拡張
Apache Tomcat
Port: 80/443(※)
HTTPおよびWS。(WebSocket)
※SSL証明書を搭載した場合、
HTTPS/WSSにて通信します。
Apache Tomcat
(Extension Power 本体)
Extension Power CTI Link Engine
Port: 15001(変更可)
TCP Socket通信により
CTI制御用電文の送受信を行います。
Apache Tomcat
(Extension Power 本体)
Maria DB
Port: 3306
JDBC接続にて使用します。
Apache Tomcat
(Extension Power 本体)
extpwr.transa.co.jp
Port: 443
アプリケーション設定ファイルや
鍵ファイルのダウンロードに使用
Apache Tomcat
(Extension Power 本体)
api.transa.co.jp
Port: 443
iPhone/AndroidアプリへのPush 通知等に使用
Extension Power
CTI Link Engine
UNIVERGE PBX CTIリンクに使用します。

Extension Power ソフトウェア・アーキテクチャ

Extension Power
サーバソフト本体(※1)
Maria DB
(※2)
Extension Power CTI Link Engine (※1)
Apache Tomcat (※2) Telephony
Engine Service (※1)
JVM (Java) (※2) .NET FW 各種ライブラリ
Windows Server OS

Windows Server OS: ソフトウェアを動作させるためのオペレーティングシステムです。
JVM(Java): WEB/APサーバであるApache Tomcatを動作させるためのJava環境です。
Apache Tomcat: Extension Power サーバソフト本体を動作させるためのアプリケーション/WEBサーバです。
Extension Power サーバソフト本体: WEBからのアクセスや呼制御などの処理の中心を担います。
Maria DB: Extension Powerのデータを管理するデータベース・ソフトウェアです。
.NET FW: Microsoft製のソフトウェア実行基盤です。
Telephony Engine Service: CTI Link Engineの起動・停止を司るWindowsサービス・プログラムです。
Extension Power CTI Link Engine:OAIライブラリを使用し、Extension PowerとUNIVERGE PBXをCTI連動するためのソフトウェアです。

※1 : Extension Power製品の本体プログラムです。
※2 : 製品メディアにバンドルされるプログラムです。

是非お問い合わせください

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