株式会社トランス・アーキテクト（所在地：東京都港区、代表取締役：中西俊光）は、独自に発明した「電話発信システムおよびプログラム」に関する日本国特許を2件取得しましたのでお知らせ致します。


PC利用中に宛先や発信先を検索し、スマートフォンへ発信指示を行う技術です。
本発明はPC等のデバイス利用時に発信先電話番号をサーバに送信し、サーバよりスマートフォン向けプッシュ通知サーバへ電話番号を含む発信命令を送信します。
プッシュ通知を受信したスマートフォンは、ユーザが通知内容を選択することでスマートフォンより指定された電話番号へ発信します。

弊社製品である「Extension Power」のユーザ利用動向を調査したところ、PCを使用して発信先を検索・閲覧した上で、スマートフォンに直接番号を入力し電話発信する傾向や、スマートフォンアプリにて再度検索の上、発信する傾向が高いことがわかりました。
昨今の感染症対策としてテレワークが推奨されており、PCの利用時間が増加していることから、PCからスマートフォンへスムーズに発信連携できる機能としてメリットがあります。
本発明に関する技術は「Extension Power」にて既に使用されており、標準機能としてご利用いただけます。

従来の技術では以下の課題がありました。
1. PCを使用して人を検索し、表示された電話番号をスマートフォンで打ち直す傾向が多い。
2. PCで表示された宛先をスマートフォンアプリを使用して再検索する等の冗長な行動パターンが多い。
3. 表示された電話番号をスマートフォンで打ち込む際に手間がかかり、且つ電話番号の入力ミスが多くなる。

本技術は上記課題を解決し以下のメリットがあります。
1. PCを使用して発信先をスマートフォンへスムーズに連携し、スマートフォンを使用して任意の方式で発信できます。
2. PC画面操作にて予め発信先電話番号が決定されるため、スマートフォンに電話番号を打ち直す必要がありません。

今後もテレワークや働き方改革の利便性向上における技術開発を継続して参ります。

【特許情報】
特許番号： 特許第6736753号
出願番号： 特願2019-231437
発明の名称： 電話発信システムおよびプログラム

特許番号： 特許第6736793号
出願番号： 特願2020-069154
発明の名称： 電話発信システムおよびプログラム